コーディネータインタビュー 千葉大学 名誉教授 野波 健蔵 氏

ドローン開発の第一人者である野波健蔵氏に第1回 i-Construction ドローンシンポジウムとドローンの現在について語っていただきました。インタビュアーは日本能率協会、小関俊洋です。( 以下敬称略 )

ドローンの可能性とは?

(小関)
今の野波先生のお立場と役割を教えていただけますか?

(野波)
一般社団法人日本ドローンコンソーシアムというドローン関係のメーカーやユーザー、ベンダーさんが集まっている、言ってみればドローン・オールジャパンの組織の会長を務めています。また、大学発のベンチャーである自律制御システム研究所の代表取締役 CEO も務めています。

(小関)
ドローンに求められていることは?

(野波)
ドローンは人がいけないところにも行くことができます。これが今、一番求められていることです。
放射線の強い原発事故エリアや火山噴火中の火口の調査など、実際に取り組んでいます。

(小関)
災害対応でも活用できますね。

(野波)
おっしゃる通りですね。特に日本は災害が多い国ですよね。地震も多いし、火山・台風・水害もあり、災害列島と言ってもいい。
だからこそ日本の先端技術を使って、日本だけでなく世界にも貢献するべきです。日本以外の国で災害が起きた時には国際支援をする。日本の技術を活用して、世界で模範を示すべきだと思います。

(小関)
ドローンを巡る現状を教えていただけますか?

(野波)
ドローンの今のレベルは、富士山で例えると 3合目から 4合目ぐらいです。
一般の方は「ドローンはもう完成している」と思ってしまいがちですが、実際は全く違います。

なぜ完成していないかというと、安全性の課題があるからです。物流ドローンは都市部の人がいるところを飛行する必要がありますが、残念ながら今のドローンはまだそんなレベルになっていません。

これからさらに研究開発を進めて、安全性・耐久性が担保できる飛行ロボットにしていく必要があります。

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